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Richard Caddell、ノルウェーで開かれた漁業法についての国際ワークショップで論文を発表

リチャード・カデル博士(ネレウスシニアフェロー/ユトレヒト大学国際法)は、2015年9月23日、K. G. Jebsen Centre for the Law of the Sea, UiT The Arctic University of Norwayでの、“Persistent Challenges and Recent Developments in International Fisheries Law” についてのワークショップで論文を発表した。

食糧保全と持続可能性の間で

by Muhammed Oyinlola, Nereus Fellow

私たちは、どこへ行こうが無意識のうちに「私はここにいたのよ」と言いたげになんらかの痕跡を残している。カフェのマグカップに残した指紋、スーパーマーケットでかわす笑顔、仕事場では同僚にアドバイスしてみたり、はたまた他人の問題に首を突っ込み解決しようとしてみたり。(ここでは良い部分に注目しよう。)しかし、私たちは意識的に、また無意識のうちになんらかの問題を作り出している。一つ確かなこと。それは、良くも悪くも我々は確実に自分たちの一部を後に残しているということである。

ウィリアム・チュンが IPCCワークショップにて地域の気候予 測に関する発表を行った

ウィリアム・チュン(ネレウスプログラムディレクター/科学)は、9月15〜18日にかけてブラジル国立宇宙研究所(INPE)で開催された 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) にて、ネレウスプログラムの研究” Regional Climate Projections and their Use in Impacts and Risk Analysis Studies ”に関する発表を行った。

専門家に聞く:今年のエルニーニョは海と漁業にどのように影響するの か?

ゴジラ。ブルースリー。今年のエルニーニョは史上最大規模の恐れがあるとして、エルニーニョに名付けられる名前がその予想される勢いを形容している。しかし、エルニーニョとは何なのか、海や漁業に何の影響があるのか。

ライアン・リカゼウスキー(南カリフォルニア大学助教授、元ネレウスプログラムフェロー)は、過去や将来の気候変動性や気候変動における生態系の反応と漁業生産についての研究を進めており、過去のエルニーニョの影響についての論文を発表している。ここでは、エルニーニョの基本や、次に来ると予想される。

ウィリアム・チュン 、中国厦門湾の食物網と漁業に関する論文が掲載される。

ウィリアム・チュン(ネレウスプログラムディレクター科学担当、研究責任者)中国海洋地域に関する二つの論文が掲載された。これらは、漁業が海の食物連鎖段階と構造に与える影響についての考察を含んでいる。

Impacts of fishing on the marine mean trophic level in Chinese marine area” は、Acta Ecologica Sinica に掲載された。

Daniel Dunnの海洋前線とシーマウントの生産性に関する論文がFish and Fisheriesに掲載

ダニエル・ダン(デューク大学 Marine Geospatial Ecology Lab、ネレウスリサーチフェロー)の環境条件と海洋前線がどのように海面下の山、海山の生産性を促進するかについての論文、“A perspective on the importance of oceanic fronts in promoting aggregation of visitors to seamounts” (PDF) がFish and Fisheriesに掲載された。

ダニエル・ダンのロックフィッシュの混獲の時空パター ンに関する論文が Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciencesに掲載

ダニエル・ダン博士(デューク大学Marine Geospatial Ecology Labのネレウスシニアリサーチフェロー)の論文 ”Spatiotemporal patterns of rockfish bycatch in US west coast groundfish fisheries: opportunities for reducing incidental catch of depleted species” (PDF) がCanadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciencesに掲載された。

レベッカ・アッシュのカリフォルニア海流での魚の季節性に関する論文 がPNAS( 米国科学アカデミー紀要) に掲載

レベッカ・アッシュ博士(プリンストン大学/ネレウスプログラムシニアリサーチフェロー)の論文、Climate change and decadal shifts in the phenology of larval fishes in the California Current ecosystem” が Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America ( 米国科学アカデミー紀要 ) に掲載された。