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ネレウスプログラム、メディアに掲載されるー9月11日(金曜日)

レベッカ・アッシュ(プリンストン大学、ネレウスフェロー)の気候変動の影響と魚の生殖の自然変動について研究した論文、 “Climate Change Shifting Fish Reproduction Timing In Southern California Current” が、 FishSens magazineに掲載された。

Image: "Swirling schools of Anchovies" by Cliff, CC BY 2.0

回遊するイワシの群れ” by Cliff, CC BY 2.0

「私がこれまで見てきた傾向で、年間を通して、仔魚がより早く出現したことが最も重要な発見である。」とアッシュは言う。「地上ではこういった気候による影響を明確に把握できるのだが、海の中で起こっていることは容易にわからない。」

アッシュが魚種別のグループに分けた際、沿岸魚種は通常より早い時期に産卵しているのが見られた。一方で、沿岸近海に生息する他の魚種の産卵は遅いことがわかった。このような変化は、魚が食物源となる豊富な動物性プランクトンに影響を及ぼす、沿岸湧 昇 に見られる環境の変化によって引き起こされているのだろうとアッシュは推測する。

アッシュは、他の科学者の研究のため、気候変動によって引き起こされる魚の分布が変化する実例を見つけようとしていた。その結果、いくつかの有益な収穫があった。

「イワシのような亜熱帯魚が、北海で以前よりも多く確認できるようになってきている。これはただ一つの魚種ではなく、多くの海洋生物に起こっていると言える。」とアッシュは話す。

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