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Archives for 7月 2017

7月 2017

政策概要:遠く、深くそして変わりゆく海のために:新しい BBNJ協定を外洋に取り入れるための重要な考慮事項

公海のための強力で新しい国際法的拘束力を持つ文書(以下ILBI) を構築するために、どのようにガバナンス構造が脆弱で静的な深海の生態系、および広大で非常に動的な外洋生態系に取り組むことが出来るのか十分な注意を払う必要がある。

海、気候変動、社会的平等:環太平洋大学協会での基調講演

Yoshitaka Ota (ワシントン大学 /ネレウスプログラム・政策)は、6月25日から27日にかけてシドニー、ニューサウスウェールズ大学で開催された環太平洋大学協会(以下APRU )で基調講演を行った。APRUは、国際組織、政府、企業のために助言を与える機関であり、50の環太平洋大学の同盟である。またAPRUは、アジア太平洋地域の高等教育、研究、グローバルリーダーシップを具体化することを専門とする。

海洋の水銀レベルの測定:研究船舶エンデバー号に乗る科学者

海は非常に広大である。その広大さと長期にわたって海上に出ることが、海を観測する科学者たちにとって難題である。街中や空港でできる気象学の大気観測とは異なり、海洋科学者が正確な観測をするためには、海上に出ることが必要である。科学者を海洋に連れて行くために特別に設計、装備された船を、研究船舶(RVs)と呼ぶ。

XVI Biennial IASC Conference

7月10日から14日にかけ、「コモンズの実践:自治、協力、制度の変化」についての第16回 IASC Biennial Conference(国際コモンズ学会)がユトレヒトで開催された。

2017年度AMEMR会議

7月3日から6日にかけてプリマス大学の Roland Levinsky Buildingにて開催されたAdvances in Marine Ecosystem Modelling Research (AMEMR) 会議にPhil Underwood(Cambridge-WCMC/ネレウスフェロー)が出席した。この会議は、参加者にとって、海洋モデリングの課題、方法、適用および成果についての知識を紹介し、議論し、共有する機会となった。海洋モデリング技術が海洋生態系を理解するための基本ツールとして機能しているが、モデリング手法は常に進化しているので、この会議での共同研究は、海洋生態系の集合的な理解を向上させるためのネットワーク・ハブとしての役割を果たした。