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Archives for 9月 2017

9月 2017

水産物認証とエコラベルの多様性と包括性:アジアの展望

アジアは、水産物の生産と消費ともに盛んである。世界の漁師や養殖業者の84%がアジアにおり、世界の漁獲、漁業製品の70%以上がここで消費されている。アジア内での認証水産物の需要は、ヨーロッパや北米のような他の地域よりも遅れている。ここでは、不均等に開発された認証スキームを示唆しているが、アジアで認知さえれば大きな可能性を持つものである。

公海を遊泳する海洋魚種を理解する:海洋の移動接続性MiCOシステム

By Guillermo Ortuño Crespo, Nereus Program Fellow at Duke University

移動性の魚、海洋哺乳類、海鳥、ウミガメなどの種は、広い範囲で遊泳するため、様々な増加傾向にある人為的圧力に直面する。ライフサイクルの空間的接続性を全く考慮していない保全戦略に加え、気候変動、乱獲、海洋汚染を含む脅威により、結果として世界中でそれらの個体数が減少している。

漁獲された場所によってマグロの汚染濃度は変わる

By Colin Thackray, Nereus Fellow at Harvard University

海洋食物網で生体蓄積するメチル水銀や神経毒がマグロに多く含まれていることはよく知られている。マグロがより小さな魚やプランクトンを食べた小さな魚を食べる、これはメチル水銀がさらに食物網で拡大し、すべての魚が汚染される可能性があることを意味する

移動する海洋生物種:アメリカ水産学会シンポジウム

8月20日から24日にかけてフロリダ、タンパでアメリカ水産学会年次総会が開催された。そこで行われた “Marine Species on the Move” シンポジウムで、ネレウスプログラムの研究が注目された。このシンポジウムでは、海洋環境の変化と気候変動によりアメリカの魚資源の空間分布が変化している現状に関して、情報共有のギャップと適応戦略の可能性が議論された。