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Archives for 6月 2016

6月 2016

気候変動下における未来の海洋漁業:第7回世界水産学会議に出席

ギリシャ、アテネで第一回会議が開かれてから14年経った今年、5月23日から27日の5日間に渡り、韓国第二の都市釜山で第7回世界水産学会議が開催された。水産学会世界評議会によって主催され、釜山展示コンベンションセンター(BEXCO)を会場に行われた。498に及ぶプレゼンテーションは36のセッションに分けられ、会議の共通のテーマChallenge to Sustainable Fisheries and Safe Seafoods(持続可能な漁業と安全なシーフードへの挑戦)について議論された。

ネレウスワークショップ:太平洋諸島国における小規模漁業の適応政策ーモントレーにて

ネレウスプログラムは、 カリフォルニア、モントレー市において、“Integrating climate change and small scale fisheries: Impact shocks and responses.(気候変動と小規模漁業の統合:そのインパクトと対応)ワークショップをスタンフォード大学Center for Ocean Solutions とウーロンゴン大学 Australian National Centre for Ocean Resources and Security (ANCORSオーストラリア国立海洋資源安全保障センター)とともに開催した。このワークショプは、6月7日から10日にかけ、アメリカのモントレーで開かれ、太平洋諸島国での小規模漁業の重要性と気候変動への適応戦略について考察した。

海洋生物種分布モデルの改善:Laurens Geffertが博士号取得

生物種分布モデルは、地理学的空間での生物の分布を予測するためにコンピューターアルゴリズムを適用している。海洋生物種や生態系の理解を深める事は学術的に重要だが、同時に生物をどのように保全し管理するかの理解を深める事も(海の未来にとっては)重要である。

第5回クラゲの大量発生に関する国際シンポジウム

Natasha Henschke(プリンストン大学/ネレウスフェロー)は、5月30日から6月3日にかけてスペイン、バルセロナで開催された第5回くらげの大量発生に関する国際シンポジウムに出席した。“Modelling global relationships between climate and jellyfish (Aurelia spp.) blooms”と“Rethinking the role of salps in the ocean”について発表を行った。

ネレウス今月のニュース

Andrés Cisneros-Montemayor(ブリティッシュコロンビア大学/ネレウスフェロー)がラジオ・カナダ・インターナショナル(スペイン語放送)のインタビューを受けた。彼は、温暖化、酸性化、氷河の溶解、乱獲、海洋生息地の破壊など世界の海に影響を及ぼしている現在の問題と、これらの変化が漁業自体や漁業によって生計を立てている人々にどのように影響するかについて説明した。

海洋問題における分野横断的解決策:ネレウスプログラム年次総会

今日、そして未来に、海や漁業が直面する多くの問題を解決することは困難である。

例えば、ある一種類の魚を例にとってみても、その種の個体数、その種が生態系にどのように寄与しているのか(何を食べて、何に食べられるのか)、気候変動の影響をその生態系がいかに受けるのかを考察することが重要だ。それだけではなく、その魚を重要な食料源とし、生計を立てる源としている人々がいるか。法律によって誰がその魚の漁を許可され、またその法律は公平なのか。そしてその魚は、伝統的に、霊的に先住民の人々にとって重要であるのか。その魚は観光業のために重要なサンゴ礁に住んでいるのか。この質問は一見終わりがなく、パズルの各ピースに関するハイレベルな知識なくして回答することはできない。