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減少する支援金、増加する問題ー漁業の公正性

持続可能な漁業は、チェック項目を全部満たしている。お腹を満たし、財布にもやさしい、そして従来の農業によるほんのわずかな炭素排出に対して万能である。漁業の「公正さ」を求めれば、海洋の生物多様性の損失を減少させ、沿岸の人々の公平性を高めることができるだろう

アブストラクト募集:Ecosystem Services特別号「沿岸及び海洋生態系サービス管理と持続可能な使用に関する多様価値」

Ecosystem Services 特別号「沿岸及び海洋生態系サービス管理と持続可能な使用に関する多様価値」は、沿岸及び海洋社会・生態系システムにおけるESに関連する多様な価値を引き出すための方法や手段を提案、また適応する経験的および理論的/概念的研究を含む。Shamik Chakraborty (国連大学)、Alexandros Gasparatos (東京大学)、 Robert Blasiak(ネレウスフェロー/ストックホルムレジリアンスセンター/東京大学)が編集者である。

国際開発目標による漁業援助の調整

Robert Blasiak(ネレウスフェロー/ストックホルムレジリアンスセンター)は、気候変動の脆弱性に関する新しい研究を発表した。この研究では、気候変動下での漁業への影響に最も脆弱である沿岸国を示した。最も脆弱な場所を優先的に援助することで有益な影響をもたらすだろう。

科学的革命のための方法を探る:海洋研究のための既存の枠にとらわれない思考

By Robert Blasiak, Nereus Program Fellow at Stockholm Resilience Centre

Fachidiot! このドイツ語の言葉は、専門(Fach)のことだけを知っている人のことを指す。 最近読んだjournal Ecology & Societyの最新特別号での記事、 “Reconciling Art and Science for Sustainability“のことが頭に浮かんだ。この雑誌は、未知の領域や馴染みのない領域を旅した科学者や芸術家の貢献で満たされており、そして、それは、技術革新をもたらし、自分たちの研究に価値を付加する際に見出された。

水産物認証とエコラベルの多様性と包括性:アジアの展望

アジアは、水産物の生産と消費ともに盛んである。世界の漁師や養殖業者の84%がアジアにおり、世界の漁獲、漁業製品の70%以上がここで消費されている。アジア内での認証水産物の需要は、ヨーロッパや北米のような他の地域よりも遅れている。ここでは、不均等に開発された認証スキームを示唆しているが、アジアで認知さえれば大きな可能性を持つものである。

100年以上も世界中の海洋科学者を魅了する、日本のある小さな湾

By Robert Blasiak, Nereus Program Fellow at Stockholm University

113年前まで時計を巻き戻してみよう。著名なドイツの動物学者Franz Dofleinが、日本沿岸の深海溝の海洋動植物を研究する最初の科学者になることを夢見て、2年間の旅に出るところだ。日本とロシア帝国が、開戦を宣言したという事態は問題であるが、数か月に及ぶ準備を中断することはできず、1904年の夏、彼は東アジア行きの蒸気船Prince Heinrichに乗り込むのである。

XVI Biennial IASC Conference

7月10日から14日にかけ、「コモンズの実践:自治、協力、制度の変化」についての第16回 IASC Biennial Conference(国際コモンズ学会)がユトレヒトで開催された。

気候変動と海洋漁業:世界の脆弱性指数トップの開発途上国

ネレウスプログラムフェローRobert Blasiak、Jessica Spijkers、 ネレウス研究責任者Henrik Österblomの共著による新しい論文がPLoS ONEに発表され、147か国の脆弱性指数の分析により、開発途上国や小島嶼開発途上国(SID)が気候変動の漁業への影響に最も脆弱であるということを明らかにした。