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Miranda Jones

種の密度に基づく海洋富栄養化損傷指標の空間微分

Miranda Jones (ネレウス同窓生/UNEP-WCMC) と William Cheung(ネレウスディレクター・科学)が 共著した論文、“Spatial differentiation of marine eutrophication damage indicators based on species density” がEcological Indicatorsに発表された。この論文は、海洋生態系に影響する富栄養化を査定するための指標の開発と沿岸水域への窒素負荷量に対する生態系の応答標識の導入を調査した。

北海における海の気候変動アセスメント報告書: 社会・経済的影響 ー 漁業

William Cheung (ネレウスディレクター・科学)とMiranda Jones (ネレウス同窓生)が共同執筆した章「社会・経済的影響ー漁業」が、北海における海の気候変動アセスメントに掲載された。この章では、漁業における生物学的、運用的、経済的懸念について、気候変動の「hot spot」として認定される北海の急速な温度変化に関して、近年の状況や今後の影響について言及した。北海とは、イギリスとノルウェーの間からヨーロッパ本土におよぶ地域であり、世界で最も重要な漁場として名高い。

国際海洋保護区会議 (IMCC4)

国際海洋保護区会議(IMCC) がカナダのニューファンドランド島、セントジョーンズにて7月30日〜8月3日に開催された。この会議には、「今後の海洋保護科学と政策への新しく強力なツールを開発する」ために海洋保護の専門家と学生を結集した。「海洋科学は重要な意味を持つ」をテーマに、今年の会議では、政策立案者や利害関係者に影響を与えるための戦略に対処し、海洋食料安全保障、海洋科学技術、海洋政策など、興味のあるいくつかのトピックに分割した議論が展開された。

ネレウスプログラムにおける気候変動による影響の予測モデルの不確実性に関する研究

気候変動は、海、また海に生息する生物種、海産物を食し生計を立てている人々に多大な影響を与えると予想されている。20世紀の初頭から、人間活動による二酸化炭素排出量により、海洋の物理的性質や科学的性質は変化してきている。海が温まり、酸素含有量が減っている地域も確認され、海洋種の生産性や分布に変化が起こっている。

ウィリアム・チュンが IPCCワークショップにて地域の気候予 測に関する発表を行った

ウィリアム・チュン(ネレウスプログラムディレクター/科学)は、9月15〜18日にかけてブラジル国立宇宙研究所(INPE)で開催された 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) にて、ネレウスプログラムの研究” Regional Climate Projections and their Use in Impacts and Risk Analysis Studies ”に関する発表を行った。