2017年5月15日から19日にかけてUnited Nations Open-ended Informal Consultative Process(国連主催の第8回「海と海洋法に関する非公式協議プロセス」)がニューヨークで開催された。この会議のテーマは、「海洋における気候変動の影響について」であった。
この会議の「環境及び社会経済的影響を含む、海洋における気候変動の影響について」では、William Cheung(日本財団UBCネレウスプログラムディレクター・科学)が漁業における気候変動の影響についてプレゼンテーションを行った。Cheungは、人為的に誘発された結果として、海水温度、酸性化、及び酸素レベルの変化に起因し、予測される世界の漁業資源の減少についての議論を発表した。
この会議では、気候変動、漁業の影響、及び気候変動についての多くのパネルがあった。国連持続可能な開発目標(SDGs)について、特に海洋法に関して多くの議論があり、沿岸コミュニティーへの影響に対する適応策と具体的な解決策を模索した。また、Dynamic Marine Protected Areas (MPAs)が、漁業に影響する気候変動を扱う方法として討論された。