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Archives for 5月 2017

5月 2017

レポートー海洋と持続可能な開発目標:コベネフィット、気候変動、社会的平等

健全な海を保つことが、世界の持続可能な開発に様々な形で有効である、という日本財団ネレウスプログラムのレポートが発表された。気候変動と社会的平等に取り組みながら、海洋を修復することで、貧困が緩和され、暮らしが成り立ち、世界中の何百万人もの人々の健康が向上する。

ブルーカーボン排出量に対する解決策:バングラディッシュ沿岸におけるエビの養殖、マングローブ森林破壊、気候変動

バングラディッシュの養殖生産量は、中国、インドネシア、インド、ベトナム、フィリピンに次ぎ6番目である。バングラディッシュは、有利な物理的特性を持ち、特にクルマエビ養殖に非常に適している。沿岸コミュニティーにおいて、エビ養殖によって生計の機会が多様化してきており、200万人以上の人々が、魚の養殖、魚市場、魚の加工、魚の輸出に関わっている。

Global Fishing Watch 漁業努力の環境要因に関するワークショップ

5月10日から14日にかけ、Environmental Drivers of Fishing Effort Workshopがハリファックスのダルハウジー大学で開催された。ネレウスからは、William Cheung (ネレウスディレクター・科学/UBC)、 Pat Halpin (ネレウス研究責任者/Duke)、 Derek Tittensor(ネレウスリサーチアソシエイト/Cambridge/UNEP-WCMC)、Daniel Dunn (ネレウスフェロー/Duke)、 Guillermo Ortuño-Crespo (ネレウスフェロー/Duke)、Gabriel Reygondeau (ネレウスフェロー/UBC)、Vicky Lam (ネレウスフェロー/UBC)が出席した。

国連海洋会議と持続可能開発目標:パートナーシップは将来への道を開けるか

世界の海は、何億人もの人々の生計を支え、食料と栄養の安全保障をもたらし、また多くの国々や世界中の沿岸コミュニティーの雇用、経済開発や輸出による収入源としても重要なものである。しかしながら、これらの重要な生態系と漁業資源の状態は、何十年にも及ぶ持続不可能な搾取、過剰設備、ガバナンス介入の失敗により、急速に悪化している。気候変動や海洋温度の上昇により、すでに難しい状況がさらに複雑に、また不明確になっており、海洋酸性化、サンゴの漂白、魚の移動パターンの変化といった影響が目に見えてわかるようにもなってきている。