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Archives for 8月 2015

8月 2015

ダニエル・ポーリーと ウィリアム・チュン、極地がさらされ ている脅威の長期管理についての論文が掲載

ダニエル・ポーリー教授(ネレウス運営委員会議長、 諮問委員会委員 )とウィリアム・チュン准教授(ネレウス統括、主任研究員)が共著した論文、“Polar lessons learned: longterm management based on shared threats in Arctic and Antarctic environments” (ダウンロード PDF) がFrontiers in Ecology and the Environment(科学誌)に掲載された。この論文では、気候変動、汚染、過剰漁業、侵入生物種などを含む、北極、南極がさらされている脅威について考察している。「気候変動の要因となる温室効果ガスの排出が減らせるまで、気候変動に関係する汚染や過剰漁業、侵入生物種を含む他の脅威に対処することが大事である。」と論文中で忠告している。

一般市民に知らされない魚の適正価格:魚が海から減っても、魚の値段が上がらない理由

私たちが魚を買う時に、「お、納得のいく値段だ」と感じる“適正価格”を市場が維持するためには、海からスーパーへとつながるサプライチェーン(流通システム)に見えない事情が隠されているのだ。一般消費者が追跡したり、目にすることができないサプライチェーン全体をふまえた上で値札がつけられているという裏があるのだ。そして、それは持続可能な慣行が存在するような錯覚を与えている。

ネレウスのメンバー達が、魚と漁業における気候変動のモデリング効果 に関するICES( 国際海洋探査協議会) /PICES( 北太平洋海洋科学機構)ワークショップに出席

チャールズ・ストック(ネレウス主任研究員、 NOAA(アメリカ海洋大気庁)/Geophysical Fluid Dynamics Laboratory(地球流体力学研究所))、ケリー・キアニー(元ネレウスフェロー、プリンストン大学)、太田義孝(ネレウス統括、政策、ブリティッシュ・コロンビア大学)、ウィリアム・チュン(ネレウス統括、科学、ブリティッシュ・コロンビア大学)は、8月10日から12日にかけシアトルで行われた、アメリカ海洋大気庁主催の、魚と漁業における気候変動のモデリング効果に関するICES( 国際海洋探査協議会) /PICES( 北太平洋海洋科学機構) ワークショップに参加した。

リチャード・カデルの海の環境アクティビズムについての論文 がNetherlands Yearbook of International Law 2014に掲載

リチャード・カデル博士(オランダ・ユトレヒト大学/シニアネレウスフェロー)の論文 Platforms, Protestors and Provisional Measures: The Arctic Sunrise Dispute and Environmental Activism at Sea” (PDF)が、Netherlands Yearbook of International Law 2014に掲載された。

ネレウスがニュースに取り上げられるー8月7日

科学誌Scienceに掲載されたウィリアム・チュン(ネレウス共同統括)の論文、“Contrasting futures for ocean and society from different anthropogenic CO2 emissions scenarios” とネレウスレポート、Predicting Future Oceans – Climate Change, Oceans & Fisheries が、北欧科学ニュース”ScienceNordic”の中で紹介された

ウィリアム・チュンが生物多様性及び生態系サービスに関する政府間プ ラットフォーム (IPBES)の Third Author Meetingに出席。

ウィリアム・チュン博士(ネレウスプログラム共同統括/研究代表者)は、7月27日から31日にかけて北京で開催された、 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間プラットフォーム (IPBES)のThird Author Meetingに出席した。彼は、IPBESアセスメントの 統括執筆責任者であり、 生物多様性と生態系サービスの政策ツールとしてのシナリオ分析と方法論としてのモデリング手法の解説を担当する。