国際原子力機関会議ー海洋酸性化と漁業や沿岸地域への経済的影響
国際原子力機関(IAEA)の「海洋酸性化と漁業や沿岸社会への経済的影響に関する最終研究調整会議」が7月18日〜22日に渡り、モナコで開催された。Marc Metian(ネレウス同窓生)主催によるこの会議に、William Cheung(ネレウスディレクター・科学)が専門家として招聘された。
国際原子力機関(IAEA)の「海洋酸性化と漁業や沿岸社会への経済的影響に関する最終研究調整会議」が7月18日〜22日に渡り、モナコで開催された。Marc Metian(ネレウス同窓生)主催によるこの会議に、William Cheung(ネレウスディレクター・科学)が専門家として招聘された。
William Cheung (ネレウスディレクター・科学)が、7月25日、26日の両日、メキシコ、メリダで行われたCentre for Research and Advanced Studies of the National Polytechnic Institute (CINVESTAV)で講義をした。
Andre Boustany (デューク大学/ネレウス同窓生/リサーチフェロー)が、7月13日から18日にかけて札幌で開催された北太平洋マグロ類国際科学委員会(ISC)年次総会に出席した。
Henrik Österblom(ネレウスプログラム/研究責任者、ストックホルムレジリアンスセンター)が共著した、グローバル漁業改革のためには、多国籍企業の活動が重要であると主張する新しい論文が PNASに掲載された。
Daniel Dunn(デューク大学/シニアネレウスフェロー)が、漁業や漁村にとっての海の変化とその影響に関するCOMPASS Capitol Hill briefing にてパネリストを務めた。6月28日、ワシントンD.C.のアメリカ合衆国議会議事堂で開催されたこのセッションでは、科学者や政策立案者が一堂に会して漁村のための適応戦略を議論した。
ギリシャ、アテネで第一回会議が開かれてから14年経った今年、5月23日から27日の5日間に渡り、韓国第二の都市釜山で第7回世界水産学会議が開催された。水産学会世界評議会によって主催され、釜山展示コンベンションセンター(BEXCO)を会場に行われた。498に及ぶプレゼンテーションは36のセッションに分けられ、会議の共通のテーマChallenge to Sustainable Fisheries and Safe Seafoods(持続可能な漁業と安全なシーフードへの挑戦)について議論された。
ネレウスプログラムは、 カリフォルニア、モントレー市において、“Integrating climate change and small scale fisheries: Impact shocks and responses.(気候変動と小規模漁業の統合:そのインパクトと対応)ワークショップをスタンフォード大学Center for Ocean Solutions とウーロンゴン大学 Australian National Centre for Ocean Resources and Security (ANCORSオーストラリア国立海洋資源安全保障センター)とともに開催した。このワークショプは、6月7日から10日にかけ、アメリカのモントレーで開かれ、太平洋諸島国での小規模漁業の重要性と気候変動への適応戦略について考察した。
生物種分布モデルは、地理学的空間での生物の分布を予測するためにコンピューターアルゴリズムを適用している。海洋生物種や生態系の理解を深める事は学術的に重要だが、同時に生物をどのように保全し管理するかの理解を深める事も(海の未来にとっては)重要である。
Natasha Henschke(プリンストン大学/ネレウスフェロー)は、5月30日から6月3日にかけてスペイン、バルセロナで開催された第5回くらげの大量発生に関する国際シンポジウムに出席した。“Modelling global relationships between climate and jellyfish (Aurelia spp.) blooms”と“Rethinking the role of salps in the ocean”について発表を行った。