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Thomas Frolicher

パリ協定で掲げた気温上昇1.5度目標を達成すれば、年間600万トンの漁獲が可能となる

パリ協定で掲げた世界の気温上昇を1.5度以内に抑える目標を達成すれば、漁業に大きな利益がもたらされるだろう、という日本財団ネレウスプログラムの研究論文が学術誌Scienceに掲載された。地球温暖化が摂氏1度抑えられるにつれ、潜在漁獲量は年間300万トン以上増える可能性がある。

海の熱波ースイス連邦工科大学チューリッヒ校ブログ記事

熱波は、陸地だけでなく海でも起こっており、とりわけ北東太平洋では「The Blob」と呼ばれたり、2010年と2011年にはオーストラリアの西海岸で短期間の熱波が発生している。Thomas Frölicher (ネレウス同窓生)は、Zukunftsblog(持続可能性に関する事実と見解)内の記事 “Heatwaves in the ocean – a risk to ecosystems?”(海の熱波ー生態系へのリスク)で、これらの「海の2つの例外的な熱波」について概要を述べている。彼は、これらの熱波が海洋生物種や生態系に与える影響について説明している。