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海からの物語:科学者と漁師の関係構築について

ニューファンドランド、セントジョーンズで開催された2016年国際海洋保全会議の一環として、ネレウスに加入した Julia Mason(ネレウスフェロー/スタンフォード大学)は、科学の道に進んだいきさつと見えてきたことについて話した。

漁業科学と地上での漁業管理が繋がっていないことを挙げ、ある印象深い会話について語った。

「私たち漁師は、海で何が起こっているかを知っている。毎日見ているから。海に生きているのだ。科学者が私たちと対話しようとし、私たち漁師が応えようとすると、科学者は耳を貸さない。話を聞いたとしたら、漁業を制限するために私たちの知識を使おうとする。漁師は科学者によって痛い目にあわされ、もう信用できなくなってしまった。」

彼女は、科学用語と調査によっていかに人々が遠のいていくか、また関係と信頼を築くことがどれだけ重要であるかを語っている。

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JULIA MASON 環境科学・公共政策
スタンフォード大学

Julia Mason は、スタンフォード大学Hopkins Marine Stationの博士課程に在籍中。気候変動の効果およびカリフォルニアやペルーにおける漁業の社会生態学的回復に関する管理について研究している。気候変動の中で、高度回遊性魚類や漁業生計を保護する動的管理アプローチに関心を持つ。

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