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科学的革命のための方法を探る:海洋研究のための既存の枠にとらわれない思考

By Robert Blasiak, Nereus Program Fellow at Stockholm Resilience Centre

Fachidiot! このドイツ語の言葉は、専門(Fach)のことだけを知っている人のことを指す。 最近読んだjournal Ecology & Societyの最新特別号での記事、 “Reconciling Art and Science for Sustainability“のことが頭に浮かんだ。この雑誌は、未知の領域や馴染みのない領域を旅した科学者や芸術家の貢献で満たされており、そして、それは、技術革新をもたらし、自分たちの研究に価値を付加する際に見出された。

コガシラネズミイルカを捕獲!種の存続の可能性は?

VaquitaCPR 保全プロジェクトの科学者らが、最近メキシコ、カリフォルニア湾で、生きたコガシラネズミイルカを捕獲した。コガシラネズミイルカは、世界で最小の海洋哺乳類で、絶滅の危機にあるとされる。捕獲したコガシラネズミイルカは、生後6か月の子供だったのですぐに海に返された。

アオブダイ研究:アンティグア・バーブーダでのフィールドワーク 

By Julia Mason, Nereus Fellow at Stanford University

8月、私の大好きな活動をして数週間を過ごした。美しい場所で、友人のフィールドアシスタントをしたのだ。私の研究のフィールドワークは、漁師にインタビューをすることである。これはこれで楽しく興味深いのだが、生態学者として海に飛び込むことは格別である。

英国のEU離脱(Brexit)は、英国の漁業にどんな影響をもたらすか?政策、科学そして社会が直面する不確実性について

英国が欧州連合(EU)に残留すべきかどうかについての国民投票に至るまでの間に、議論の焦点となったのは、”移民”だった。しかし、水産業も国民の関心事となったことをみなさんはご存知だろうか? 漁師のテムズ川での船上キャンペーンを含め、EU加盟の影響に対するデモ行進や辛辣な議論が、海に関しても引き起こったのだ。 EU離脱には、漁業の将来に多くの不確実性がある。英国が、EUを離脱することによる影響を受けるであろう分野として、政策、科学、そして社会を挙げて解説を試みた。

プロセスvsプロダクト:科学者としての創造力の役割

By レベッカ・アッシュ (ネレウスシニアフェロー/プリンストン大学)

私の母は、油絵、アクリル、水彩、ペンとインクで芸術を創作する抽象画家である。私が海洋科学者になってから、科学者としての創造力の役割について、時折母と話し合う。芸術と科学は異なる方法により交差すると、芸術家や科学者が語っていることに気づくに至った。しかし、両者は、芸術と科学が創造されるプロセスを全面に押し出す傾向にある。ここでは、私はプロセスを誇張しすぎではないかと言いたい。