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Green Collegeセミナー:先住民漁業、海洋政策、人間の安全保障

ネレウスプログラムとグリーンカレッジは、1月19日、今年最初の公開セミナーを、先住民族の漁業をテーマに共同開催した。ネレウスからは、 Yoshitaka Ota (ネレウスディレクター・政策)、Suzanne von der Porten(ブリティッシュコロンビア大学/リサーチアソシエイト)が、またゲストスピーカーとしてMarjo Vierros(国連大学高等研究所)を招き、先住民漁業に関する研究と国内および国際規模での効果的な政策実施における課題についての発表を行った。

Green Collegeセミナー:漁業における汚染物質に対する気候変動の影響

「私たちのエネルギー選択によって、他の多くの種類の汚染物質に影響が出る。水力発電:貯水池に洪水が発生すると、実際には神経毒性であるメチル水銀生成を促すパルスが生じ、CO2とメタンについても同じである。」とElsie Sunderland(ハーバード大学環境科学工学科准教授/ネレウスプログラム共同研究者)は話す。

ビッグデータと漁業管理:人工衛星を利用した漁業活動の追跡

「気候変動によって、海で最も影響を受けるのは、漁業だろう。しかし、地平線の彼方で何が起こっているのかを把握するには限界がある。見えないのだから。しかし、Global Fishing Watchの導入により、どこでどのくらいの漁業が行われているのかを把握することが可能となる。これは、いかに我々の海を管理していくのかという疑問に多くの解決策をもたらすだろう。」と、David Kroodsma(SkyTruth、Global Fishing Watchリサーチプログラムマネージャー)は話す。

UBC Green College セミナーシリーズ:海洋と漁業における世界的変化への適応

今年、ネレウスプログラムはUBC Green Collegeと「海洋と漁業における世界的変化へ適応するために」についてセミナーシリーズを開催する予定である。このシリーズは、海の変化がどのように環境や人々に影響しているかを探求する7つの講義からなる。秋に行われる最初の3つのセミナーを下記に紹介する。残り4つのセミナーについてもまもなく発表する予定。このセミナーは、UBC(6201 Cecil Green Park Road, Vancouver, BC, Canada)で行われ、無料で一般公開される。