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ネレウスブログ

減少する支援金、増加する問題ー漁業の公正性

持続可能な漁業は、チェック項目を全部満たしている。お腹を満たし、財布にもやさしい、そして従来の農業によるほんのわずかな炭素排出に対して万能である。漁業の「公正さ」を求めれば、海洋の生物多様性の損失を減少させ、沿岸の人々の公平性を高めることができるだろう

ブルーエコノミー:今後の海洋産業改革

By Andrés Cisneros-Montemayor, Nereus Program Manager and Research Associate

海岸からは、町全体に電気を供給する風車と、その後ろにあるほとんどの地域に淡水を供給する淡水化プラントが見える。隣接する漁船のある湾には(もちろん持続可能な漁業である)、自然に漁獲された魚と統合された海洋養殖業の製品を取り込む水産物加工センターがあり、積み荷が降ろされる。そこでは生態系を模した複数の種を生育している 。これは、国連、世界銀行、世界最大の財政および保全基盤が促進するブルーエコノミーのビジョンである。確かに魅力的なビジョンではあるが、海洋産業革命のためのこの新しい提案の含意を検討し、真の社会的、および生態学的利益を確実にするために必要な戦略を予測する必要もある。

科学的革命のための方法を探る:海洋研究のための既存の枠にとらわれない思考

By Robert Blasiak, Nereus Program Fellow at Stockholm Resilience Centre

Fachidiot! このドイツ語の言葉は、専門(Fach)のことだけを知っている人のことを指す。 最近読んだjournal Ecology & Societyの最新特別号での記事、 “Reconciling Art and Science for Sustainability“のことが頭に浮かんだ。この雑誌は、未知の領域や馴染みのない領域を旅した科学者や芸術家の貢献で満たされており、そして、それは、技術革新をもたらし、自分たちの研究に価値を付加する際に見出された。

アオブダイ研究:アンティグア・バーブーダでのフィールドワーク 

By Julia Mason, Nereus Fellow at Stanford University

8月、私の大好きな活動をして数週間を過ごした。美しい場所で、友人のフィールドアシスタントをしたのだ。私の研究のフィールドワークは、漁師にインタビューをすることである。これはこれで楽しく興味深いのだが、生態学者として海に飛び込むことは格別である。

公海を遊泳する海洋魚種を理解する:海洋の移動接続性MiCOシステム

By Guillermo Ortuño Crespo, Nereus Program Fellow at Duke University

移動性の魚、海洋哺乳類、海鳥、ウミガメなどの種は、広い範囲で遊泳するため、様々な増加傾向にある人為的圧力に直面する。ライフサイクルの空間的接続性を全く考慮していない保全戦略に加え、気候変動、乱獲、海洋汚染を含む脅威により、結果として世界中でそれらの個体数が減少している。