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2017年PICES国際シンポジウム:イワシ等の小型浮魚類の生態に影響する気候変化等の要因の動向

北太平洋海洋科学機構 (以下PICES) は、3月6日から11日にかけカナダ、ビクトリアで小型浮魚の 生態に影響する要因の動向に関する国際シンポジウムを主催した。PICESとは、北太平洋海とその周辺地域での共同研究を促進するために結成された政府間科学組織である。

Colleen Petrikが2016年度のPICES科学委員会最優秀プレゼンテーション賞を受賞

Colleen Petrik(プリンストン大学/ネレウスフェロー)が、11月2日から11日にかけサンディエゴで開催されたPICES年次会議で科学委員会最優秀プレゼンテーション賞を受賞した。彼女は、ネレウスの研究で構築したモデルの結果を使用し、“The response of fisheries production to natural and anthropogenic forcing: past, present and future”というプレナリー・プレゼンテーションを行った。このセッションの詳細は以下。

PICES25周年:功績を讃え、未来を想像するPICES年次会議

11月2日から13日にかけて、 North Pacific Marine Science Organization (PICES) 年次会議がアメリカ、サンディエゴで開催された。この会議では、これまでの25年を振り返り、同時に今後25年を予期することをテーマにPICES 25周年を祝した。沿岸生態系ストレス要因、海洋生物多様性の損失や変化、気候変動に対応した生産性や種分布の変化、将来の海洋生態系の見通しや予測の展開、海洋生態系や人類社会への気候変動による影響の考察を含むトピックが話し合われた。