ネレウス同窓生（デューク大学）であるオンドレ・ブスタニー博士は、３月に開催された大西洋マグロ類保存委員会アメリカセクションのアドバイザリー会議（ICCAT Advisory Committee Meeting)、また大西洋高度回遊魚漁業管理アドバイザリー会議 (Highly Migratory Species Advisory Panel Meeting) に出席した。

前者の会議は、アメリカ大西洋マグロ法（仮訳）により設置され、大西洋マグロ類保存委員会の国際会議へのアメリカ代表としての議論を展開する。参加者は、商業漁業者、遊漁者、科学者、管理協議会、NGO などである。今回の会議では、ギニア湾岸でのマグロの過剰漁業についての議論が行われ、アメリカ漁業が与える影響について検討された。

後者の会議は、アメリカ国内における大西洋マグロ類、メカジキ、カジキ、サメの漁業管理計画など、高度回遊魚の資源管理を扱う。今会議では、多様なセクターのクロマグロ漁業についての議論が行われた。