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NGOとグローバル海洋ガバナンスの連携を理解する:Lisa Dellmuth、フェローシップを終了

lisa-dellmuth-2 250x338「ネレウスの一員として、NGOとグローバル海洋ガバナンス機関の連携への理解を深めるため、ストックホルム大学やデューク大学のフェロー、同窓生、研究責任者らと共同研究に携わってきた。」と、ネレウスプログラムフェローシップを終了したLisa Dellmuth(ストックホルムレジリアンスセンター)は語る。

Dellmuthは、マンハイム大学で政治学の博士号を取得した。フェローシップとして進めた彼女の研究は、いつ、どのように、なぜ権利擁護団体が集結し、グローバル海洋ガバナンスに影響を与えるのかに焦点を当てた。また、権利擁護団体、国内政治、グローバル海洋ガバナンスにおける国際政府組織間の連携についての理解を深めるために政治学と経済学のツールを使用した。

Dellmuthと共同研究者たちは以下のことを調査し確認した。

1.地域漁業管理機関 (以下RFMOs)のNGO参加のパターンとダイナミクス

2.行動の変化や生態学的成果を高めるためのRFMOsの有効性におけるNGO参加の効果

3.グローバル海洋ガバナンスの成果を方向付ける主要組織

これらの研究は現在準備段階、または検討中である。

また、「ネレウスは、大学、研究機関、シンクタンクと連携して、グローバル環境ガバナンスの共同研究を行ったり、ネットワークを構築する、他に類を見ないユニークな機会を与えてくれた。ネレウスに与えてもらったこれらのネットワークや研究経験に基づいて、ストックホルム大学の国際関係上級講師となった。そして引続き、気候安全保証のリスクと合法性、RFMOsや海洋管理協議会のような海洋機関などのグローバル環境ガバナンスの有効性に関する自身の研究活動を行っていきたい。」と話す。

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