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Richard Caddell

南極海における紛争解決と調査捕鯨

Richard Caddell(ユトレヒト大学/ネレウスフェロー)の論文“Dispute Resolution and Scientific Whaling in the Antarctic: The Story Continues”がAsia-Pacific Journal of Ocean Law and Policy に掲載された。論文では、日本が南極海で行う調査捕鯨に対する国際司法裁判所による判決が意味することを調査した。

海域をまたぐ魚類および高度回遊性魚類資源の管理:ネレウス、国連公海漁業協定査定にてサイドイベントを開催

魚に国境は関係ない。1982年に制定された国連海洋法条約により、沿岸国は、200海里水域まで伸びるエリア、排他的経済水域(EEZ)内で、漁業を管理する権利を獲得した。しかしながら、無論、魚は海の中に引かれた架空の線に固着することはない。

世界の生物多様性保全条約間での相互影響

Richard Caddell(ユトレヒト大学/ネレウスフェロー)は、2016年6月に出版された Research Handbook on Biodiversity and Lawの一章に“‘Only connect’? Regime interaction and global biodiversity conservation” を寄稿した。この章は、生物多様性を取り扱ういくつかの異なる国際条約、特定種や生態系の保全を扱う国際合意を考察したものである。

Richard Caddell、 Arctic Circle Conferenceにてプレゼンテーションを行う

リチャード・カデル博士(ネレウスシニアフェロー、ユトレヒト大学国際法)は、10月17日にアイスランド、レイキャビクの Harpa Centreで開催されたArctic Circle Conferenceで論文を発表した。Arctic Circle Conferenceは、各国首脳、上級外交官や学識者による一連のプレゼンテーションが特徴となり、北極圏の学問や外交における主要イベントとして一躍その名を広めている。

Richard Caddell、ノルウェーで開かれた漁業法についての国際ワークショップで論文を発表

リチャード・カデル博士(ネレウスシニアフェロー/ユトレヒト大学国際法)は、2015年9月23日、K. G. Jebsen Centre for the Law of the Sea, UiT The Arctic University of Norwayでの、“Persistent Challenges and Recent Developments in International Fisheries Law” についてのワークショップで論文を発表した。

リチャード・カデルの海の環境アクティビズムについての論文 がNetherlands Yearbook of International Law 2014に掲載

リチャード・カデル博士(オランダ・ユトレヒト大学/シニアネレウスフェロー)の論文 Platforms, Protestors and Provisional Measures: The Arctic Sunrise Dispute and Environmental Activism at Sea” (PDF)が、Netherlands Yearbook of International Law 2014に掲載された。

William CheungとYoshitaka Otaが科学会議Our Common Future under Climate Changeにて講演

ウィリアム・チュン博士と太田義孝博士(両ネレウス共同統括)は、パリで開催された科学会議 Our Common Future under Climate Change に参加し、気候変動が海洋生態系と漁業に及ぼす影響についてネレウスプログラムで発見したことを発表した。7月7日から10日にかけて開催されたこの会議には、100カ国から2000人近くが参加し、気候変動に関する科学的知見に基づきあらゆる側面から議論した。