Languages

Rebecca Asch

北大西洋における季節的な植物プランクトンの増殖は、カイアシ類の越冬方法に関係していた

Rebecca Asch (ネレウスフェロー/プリンストン大学)が共著した論文“Seasonal phytoplankton blooms in the North Atlantic linked to the overwintering strategies of copepods,” が、 Elementa: Science of the Anthropoceneに掲載された。この論文では、北大西洋での植物プランクトンの増殖がいつ、どのくらいの期間で起こるのかを観察した。著者達は、スプリングブルーム(春季大繁殖)開始日と増殖期間について、早期に増殖した場合は繁殖が長期に渡るという相関性を発見した。

プロセスvsプロダクト:科学者としての創造力の役割

By レベッカ・アッシュ (ネレウスシニアフェロー/プリンストン大学)

私の母は、油絵、アクリル、水彩、ペンとインクで芸術を創作する抽象画家である。私が海洋科学者になってから、科学者としての創造力の役割について、時折母と話し合う。芸術と科学は異なる方法により交差すると、芸術家や科学者が語っていることに気づくに至った。しかし、両者は、芸術と科学が創造されるプロセスを全面に押し出す傾向にある。ここでは、私はプロセスを誇張しすぎではないかと言いたい。

Rebecca Asch気候変動と海の季節性にについての講義をする

気候変動によって、多くの生態系に早い春が訪れる傾向にある。 レベッカ・アッシュ(ネレウスフェロー、プリンストン大学)は、11月13日にアメリカのウェルズリーカレッジ、生物化学学部において「気候変動と海の季節性:季節のサイクルの変化はどのように海の食物連鎖に影響を与えているのか」という題で講義を行った。

レベッカ・アッシュのカリフォルニア海流での魚の季節性に関する論文 がPNAS( 米国科学アカデミー紀要) に掲載

レベッカ・アッシュ博士(プリンストン大学/ネレウスプログラムシニアリサーチフェロー)の論文、Climate change and decadal shifts in the phenology of larval fishes in the California Current ecosystem” が Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America ( 米国科学アカデミー紀要 ) に掲載された。

ネレウスブログ2:レベッカ・アシュは、「気候変動は季節や魚に影響を及ぼしている」と考える。

ネレウスプログラムの太田です。
冬が年の半分を占めるバンクーバーもここひと月ほどで一気に夏めいてきました(春を飛ばしています)。

先々週にネレウスの年次大会が開催され、30人の若手研究員と教授陣が世界中から参加しました。

誰もがフリーに議論を交わせる場所であることがこの年次大会のモットーであり、分野横断研究の最重要な空間設定だと思っています。