Google Earth OutreachとGlobal Fishing Watch 研究ワークショップ
ネレウスプログラムは、6月6、7日の両日、アメリカ、サンフランシスコにあるGoogleオフィスで開催されたGlobal Fishing Watch 研究ワークショップ(ネレウスプログラム共催)に出席した。
ネレウスプログラムは、6月6、7日の両日、アメリカ、サンフランシスコにあるGoogleオフィスで開催されたGlobal Fishing Watch 研究ワークショップ(ネレウスプログラム共催)に出席した。
Daniel Dunn(デューク大学/ネレウスフェロー)は、4月30日、カナダのモントリールで生物多様性条約第20回科学技術助言補助機関会合に出席。
Daniel Dunn(デューク大学、ネレウスシニアリサーチフェロー)は、5月10日、11日にケンブリッジ大学にて Cambridge Centre for Environment, Energy, and Natural Resource Governance が主催したワークショップ“A Conservation Agenda for Biodiversity Beyond National Jurisdiction” に出席した。
Daniel Dunn(デューク大学/ネレウスフェロー)と Patrick Halpin(デューク大学/研究責任者)による論文“Temperature-based targeting in a multispecies fishery under climate change” が、最近Fisheries Oceanographyに掲載された。この研究では、アメリカ北東部での春と秋の海底の温度が、ツノザメ、シルバーヘイク、ガンギエイのようなニシマダラと互いに影響し合う他種魚と比べ、ニシマダラの分布に影響しているかどうかを考察した。研究した種の38%〜54%が春にはタラと離れるのだが、秋に離れるのはたったの17%であることがわかった。
ダイナミックオーシャンマネージメント(以下DOM)は、自然の海や海の利用者にリアルタイムで反応して、変化をもたらしている。そして、漁師の費用負担なしで、漁獲対象の種ではない魚種を意図せずに捕獲してしまう混獲を減らすことが出来るということが分かった。
ダニエル・ダン(デューク大学 Marine Geospatial Ecology Lab、ネレウスリサーチフェロー)の環境条件と海洋前線がどのように海面下の山、海山の生産性を促進するかについての論文、“A perspective on the importance of oceanic fronts in promoting aggregation of visitors to seamounts” (PDF) がFish and Fisheriesに掲載された。
ダニエル・ダン博士(デューク大学Marine Geospatial Ecology Labのネレウスシニアリサーチフェロー)の論文 ”Spatiotemporal patterns of rockfish bycatch in US west coast groundfish fisheries: opportunities for reducing incidental catch of depleted species” (PDF) がCanadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciencesに掲載された。
ダニエル・ダン博士は、Marine Policy に動的海洋管理手法(“Dynamic ocean management: defining and conceptualizing real-time management of the ocean,”)の論文を発表した。ダン博士は、海洋資源の流動的な性質に対処するため、リアルタイムのデータ を織り込んだ、より動的かつ迅速な海洋管理アプローチについて提唱している。