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Andrés M. Cisneros-Montemayor

メキシコは、環境保護の予算削減や生態学的持続可能な人間開発を優先することを再考すべきである

By Andrés M. Cisneros-Montemayor

メキシコで、2017年の予算が発表された。予算の削減幅が大きい上位5項目の中に、環境保護(37%減)、文化(30%減)、教育(11%減)が含まれた。政治的美辞麗句はさておき、これらの削減は、この分野が小規模な長期的問題であり、重要性も迅速性もない問題と捉えられている事を反映している。環境、文化、教育を重要視する国際政策の認識の高まりに矛盾するだけでなく、一連の人間開発目標に互いに関わり合うため、このような考えは問題である。

我々は、気候変動に適応しようとしているのか、それともただ身を委ねようとしているのか?

by Andrés M. Cisneros-Montemayor

自然、環境、保護についての指標となる本、A Sand County Almanacの中から、環境の変化に関する逸話を紹介しよう。

「私は、ガスという名の鳥猟犬を飼っていた。ガスはキジを見つけられないと、カオグロクイナ・レールやマキバドリを捕まえようと躍起になった。この不本意な代替物に対する情熱は、本物を見つけられなかった失敗を隠し、ガスの内面的な欲求不満を和らげた。」 – Aldo Leopold (1949)

ネレウスブログ4:野生を感じる事と沿岸開発、メキシコにて

6月末にネレウスプログラムとして「海の未来を予測する」と題したレポートを発表しました。気候変動が漁業に与える影響を科学的な説明からその政策的影響まで網羅したレポートです。少し専門的な解説も入りますが、海洋関係者にはもちろんそうでない方にも、海の未来についての概要と最新の研究(ネレウスによる)をご理解いただけるコンパクトなレポートですので、ご一覧ください。アメリカではCBS、日本でも数紙に取り上げていただき、これまですでに、千件近いダウンロードがありました
(http://archives.nereusprogram.org/ja/nereus-report-predicting-future-oceans-climate-change-oceans-fisheries/)。