東オーストラリア沿岸の深海生物のサンプリング
Natasha Henschke(ネレウス同窓生/プリンスト…
By Robert Blasiak, Nereus Program Fellow at Stockholm Resilience Centre
Fachidiot! このドイツ語の言葉は、専門(Fach)のことだけを知っている人のことを指す。 最近読んだjournal Ecology & Societyの最新特別号での記事、 “Reconciling Art and Science for Sustainability“のことが頭に浮かんだ。この雑誌は、未知の領域や馴染みのない領域を旅した科学者や芸術家の貢献で満たされており、そして、それは、技術革新をもたらし、自分たちの研究に価値を付加する際に見出された。
VaquitaCPR 保全プロジェクトの科学者らが、最近メキシコ、カリフォルニア湾で、生きたコガシラネズミイルカを捕獲した。コガシラネズミイルカは、世界で最小の海洋哺乳類で、絶滅の危機にあるとされる。捕獲したコガシラネズミイルカは、生後6か月の子供だったのですぐに海に返された。
By Julia Mason, Nereus Fellow at Stanford University
8月、私の大好きな活動をして数週間を過ごした。美しい場所で、友人のフィールドアシスタントをしたのだ。私の研究のフィールドワークは、漁師にインタビューをすることである。これはこれで楽しく興味深いのだが、生態学者として海に飛び込むことは格別である。
アジアは、水産物の生産と消費ともに盛んである。世界の漁師や養殖業者の84%がアジアにおり、世界の漁獲、漁業製品の70%以上がここで消費されている。アジア内での認証水産物の需要は、ヨーロッパや北米のような他の地域よりも遅れている。ここでは、不均等に開発された認証スキームを示唆しているが、アジアで認知さえれば大きな可能性を持つものである。
By Guillermo Ortuño Crespo, Nereus Program Fellow at Duke University
移動性の魚、海洋哺乳類、海鳥、ウミガメなどの種は、広い範囲で遊泳するため、様々な増加傾向にある人為的圧力に直面する。ライフサイクルの空間的接続性を全く考慮していない保全戦略に加え、気候変動、乱獲、海洋汚染を含む脅威により、結果として世界中でそれらの個体数が減少している。
By Colin Thackray, Nereus Fellow at Harvard University
海洋食物網で生体蓄積するメチル水銀や神経毒がマグロに多く含まれていることはよく知られている。マグロがより小さな魚やプランクトンを食べた小さな魚を食べる、これはメチル水銀がさらに食物網で拡大し、すべての魚が汚染される可能性があることを意味する
ニューファンドランド、セントジョーンズで開催された2016年国際海洋保全会議の一環として、ネレウスに加入した Julia Mason(ネレウスフェロー/スタンフォード大学)は、科学の道に進んだいきさつと見えてきたことについて話した。
Rachel Seary(ネレウスフェロー/ケンブリッジ大学博士課程/国連環境世界保全モニタリングセンター)は、マングローブと漁業コミュニティの生活の関係を理解することを目的としたフィールドワークを1ヶ月間カンボジアで実施した。
8月20日から24日にかけてフロリダ、タンパでアメリカ水産学会年次総会が開催された。そこで行われた “Marine Species on the Move” シンポジウムで、ネレウスプログラムの研究が注目された。このシンポジウムでは、海洋環境の変化と気候変動によりアメリカの魚資源の空間分布が変化している現状に関して、情報共有のギャップと適応戦略の可能性が議論された。