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海の未来とディズニーランド

ネレウスの太田です。

先日の世界海の日にカリフォルニアのディズニーランドのブログで記事として発表されていた事だが、モントレー水族館が進める「シーフードウォッチ:どの魚が環境に考慮して穫られたかを示す持続可能なお魚ランキングプログラム」(http://www.seafoodwatch.org/)がカリフォルニアのディズニーランドと提携を結んでおり、ランド内のレストランで魚は持続可能な漁業から魚を仕入れているという。

モントレーは世界でも指折りの水族館だが、ディズニーとのコラボは、企業の社会的責任そして教育を考える上でも素晴らしい取り組みだと思う。

人類学者としては、世界の動的な枠組み(「世界に一つ」には、越境移民や自然破壊についての言及はない)や自然の有機な感じからほど遠い感じ(すべてはプラスチック)なディズニーランドよりも、より本物の世界に近い森や川や海に子供を連れて行ってやるべきかなと思う事もある。

が、しかし、 昭和世代として子供と一緒に遊園地に行く喜びには勝てない。だから、こんな取り組みをディズニーランドが積極的に行ってくれた事に素直に感謝してしまう。

未来の主役は子供なのだから、彼らとともに過ごす楽しい時間にすこしでも良心の痛まない消費が出来る機会が増えればと思う。

東京ディズニーランドでも日本の美味しく環境に優しい魚を食べる事は出来ないだろうか?

「好奇心こそが、私たちを新たなpath(道)へと導いてくれる」(Walt Disney)
この言葉は、素直に受け止めたい。

下記はリンクとその記事の簡単和訳。

Tokyo Disneyland

ディズニーパークアンドリゾートとのシーフードパートナーシップ

世界海洋デーに、モントレーベイ水族館シーフードウォッチプログムは、長期的なパートナーシップをディズニーパークアンドリゾートと結んだ事を発表しました。シーフードウォッチの助力によって、ディズニーパークアンドリゾートは、海、湖、川の自然を損なう方法または乱獲とみなされる漁業によって生産されていない野生と養殖魚介類をそのリゾートのメニューに選択しています。

「このコラボは、パークへの訪問者と海洋の両方のために健康である魚介類を提供し続ける事を可能にします。その意味で、環境とビジネスの持続可能性の完全なブレンドだとディズニーランド環境統合ディレクターのアンジー・レナーは述べています。

Image: “Tokyo Disneyland Fireworks” by Tom Bricker is licensed under CC BY-NC-ND 2.0.

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