ウィリアム・チュンの気候変動による魚の回遊 に関する論文がScienceに掲載
研究者が集まる国際チームが、二通りの気候変動のシナリオから予想される未来の海を比較した。一方のシナリオは、2100年までの気温の上昇を2℃以内に抑えるというコペンハーゲン合意によるもの。もう一方は、これまでのアプローチ通り気温が5℃上昇するというもの。研究者は、もしこのまま温暖化が抑制されなければ、気温の上昇を抑制したシナリオより 65%早い 段階で、魚は現在の生息域から移動してしまう、つまり生物多様性や生態系の機能に変化をきたす結果となる、と述べている