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海、気候変動、社会的平等:環太平洋大学協会での基調講演

Yoshitaka Ota (ワシントン大学 /ネレウスプログラム・政策)は、6月25日から27日にかけてシドニー、ニューサウスウェールズ大学で開催された環太平洋大学協会(以下APRU )で基調講演を行った。APRUは、国際組織、政府、企業のために助言を与える機関であり、50の環太平洋大学の同盟である。またAPRUは、アジア太平洋地域の高等教育、研究、グローバルリーダーシップを具体化することを専門とする。

XVI Biennial IASC Conference

7月10日から14日にかけ、「コモンズの実践:自治、協力、制度の変化」についての第16回 IASC Biennial Conference(国際コモンズ学会)がユトレヒトで開催された。

2017年度AMEMR会議

7月3日から6日にかけてプリマス大学の Roland Levinsky Buildingにて開催されたAdvances in Marine Ecosystem Modelling Research (AMEMR) 会議にPhil Underwood(Cambridge-WCMC/ネレウスフェロー)が出席した。この会議は、参加者にとって、海洋モデリングの課題、方法、適用および成果についての知識を紹介し、議論し、共有する機会となった。海洋モデリング技術が海洋生態系を理解するための基本ツールとして機能しているが、モデリング手法は常に進化しているので、この会議での共同研究は、海洋生態系の集合的な理解を向上させるためのネットワーク・ハブとしての役割を果たした。

国連海洋会議:3日目

国連海洋会議3日目は、漁業を持続可能にすること、小島嶼開発途上国(SIDS)や後発開発途上国(LDC)への利益を増加させることについて、加盟国代表間での本会議の議論が続いた。

国連海洋会議:2日目

国連海洋会議の2日目では、SDG14「海の豊かさを守ろう」を目指す、多くの国家、非営利団体、ビジネス、及びその他利害関係者の関わりとコミットメントについて示された。2つの重要な総会と目標 14.2 および 14.3(海洋および沿岸の生態系を管理、保護、保全、および復元し、海洋酸性化を最小限に抑え対処すること)を取り扱うパートナーシップについて取り上げた。会議中には、海洋酸性化を最小限に抑えるというコミットメントを表明している、ソロモン諸島、イスラエル、ツバル、エストニアのような国々とともに、共通の課題に取り組むために、国際協力の強化の必要性が強調された。

国連海洋会議:1日目

持続可能な開発目標(SDGs) の14「海の豊かさを守ろう」に特に焦点を当てた初めての会議である、国連海洋会議が6月5日に始まった。初日は、文化行事と総会、そして海洋汚染に対処するためのパートナーシップの意見交換が行われた。この会議では、SDG14の7つの目標のそれぞれについての話し合いが行われた。また、興味深く有益なサイドイベントがたくさん開催された。

Global Fishing Watch 漁業努力の環境要因に関するワークショップ

5月10日から14日にかけ、Environmental Drivers of Fishing Effort Workshopがハリファックスのダルハウジー大学で開催された。ネレウスからは、William Cheung (ネレウスディレクター・科学/UBC)、 Pat Halpin (ネレウス研究責任者/Duke)、 Derek Tittensor(ネレウスリサーチアソシエイト/Cambridge/UNEP-WCMC)、Daniel Dunn (ネレウスフェロー/Duke)、 Guillermo Ortuño-Crespo (ネレウスフェロー/Duke)、Gabriel Reygondeau (ネレウスフェロー/UBC)、Vicky Lam (ネレウスフェロー/UBC)が出席した。

持続可能なコースのチャート作り:カナダの漁業を探るパネルイベント

Andrés Cisneros-Montemayor(ネレウスプログラムマネージャー)は、OceanCanadaとVancouver Aquariumが4月11日に主催したセミナー “Charting A Sustainable Course: Exploring Canada’s Fisheries” にてパネリストを務めた。このイベントは、形式ばらないパネルディスカッションで行われた。パネリストたちは、カナダの地域の漁業、先住民漁業、レクリエーションフィッシング、商業漁業に関する現在の問題と将来の予測についての考察を述べた。

極地環境での人間行動に関わる法令に関するワークショップ

Richard Caddell (ユトレヒト大学/ネレウスフェロー)は、4月8日にフィンランドのロバニエミで開催された ICE LAW Project の極地環境での人間行動に関わる法令に関するワークショップ(Workshop on Laws and Regulations Currently Guiding Human Behaviour in Icy Environments)に招かれ講演した。これは海と海氷の法律を取り巻く問題を探求するワークショップである。