ウィリアム・チュンが IPCCワークショップにて地域の気候予 測に関する発表を行った
ウィリアム・チュン(ネレウスプログラムディレクター/科学)は、9月15〜18日にかけてブラジル国立宇宙研究所(INPE)で開催された 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) にて、ネレウスプログラムの研究” Regional Climate Projections and their Use in Impacts and Risk Analysis Studies ”に関する発表を行った。
ウィリアム・チュン(ネレウスプログラムディレクター/科学)は、9月15〜18日にかけてブラジル国立宇宙研究所(INPE)で開催された 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) にて、ネレウスプログラムの研究” Regional Climate Projections and their Use in Impacts and Risk Analysis Studies ”に関する発表を行った。
レベッカ・アッシュ(プリンストン大学、ネレウスフェロー)の気候変動の影響と魚の生殖の自然変動について研究した論文、 “Climate Change Shifting Fish Reproduction Timing In Southern California Current” が、 FishSens magazineに掲載された。
チャールズ・ストック(ネレウス主任研究員、 NOAA(アメリカ海洋大気庁)/Geophysical Fluid Dynamics Laboratory(地球流体力学研究所))、ケリー・キアニー(元ネレウスフェロー、プリンストン大学)、太田義孝(ネレウス統括、政策、ブリティッシュ・コロンビア大学)、ウィリアム・チュン(ネレウス統括、科学、ブリティッシュ・コロンビア大学)は、8月10日から12日にかけシアトルで行われた、アメリカ海洋大気庁主催の、魚と漁業における気候変動のモデリング効果に関するICES( 国際海洋探査協議会) /PICES( 北太平洋海洋科学機構) ワークショップに参加した。
科学誌Scienceに掲載されたウィリアム・チュン(ネレウス共同統括)の論文、“Contrasting futures for ocean and society from different anthropogenic CO2 emissions scenarios” とネレウスレポート、Predicting Future Oceans – Climate Change, Oceans & Fisheries が、北欧科学ニュース”ScienceNordic”の中で紹介された
ウィリアム・チュン博士(ネレウスプログラム共同統括/研究代表者)は、7月27日から31日にかけて北京で開催された、 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間プラットフォーム (IPBES)のThird Author Meetingに出席した。彼は、IPBESアセスメントの 統括執筆責任者であり、 生物多様性と生態系サービスの政策ツールとしてのシナリオ分析と方法論としてのモデリング手法の解説を担当する。
ウィリアム・チュン博士と太田義孝博士(両ネレウス共同統括)は、パリで開催された科学会議 Our Common Future under Climate Change に参加し、気候変動が海洋生態系と漁業に及ぼす影響についてネレウスプログラムで発見したことを発表した。7月7日から10日にかけて開催されたこの会議には、100カ国から2000人近くが参加し、気候変動に関する科学的知見に基づきあらゆる側面から議論した。
先週、ネレウスプログラムは世界の海の未来についてのレポートを発表した。また、ウィリアム・チュン准教授(ネレウス共同統括)の異なる二酸化炭素排出量のもとで起こる未来の海への影響に関する論文が科学誌Scienceに掲載された。
地元メディア、海外メディア掲載一覧:
日本財団(The Nippon Foundation – NF)は、ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia – UBC)と9年間、15億円規模で共同プログラム「NF-UBC ネレウス–未来の海を考える」をしている。このプログラムは、グローバルスケールで魚の資源と海の未来を予測し、その問題解決に寄与することを目的とした世界で唯一の総合的な海洋プログラム である。