Yoshi Ota がMarine productivity : Perturbations and Resilience of socio-ecosystemに寄稿
太田義孝博士(ネレウスプログラム共同統括)は、「Mari…
太田義孝博士(ネレウスプログラム共同統括)は、「Mari…
ネレウスプログラムの太田です。
冬が年の半分を占めるバンクーバーもここひと月ほどで一気に夏めいてきました(春を飛ばしています)。
先々週にネレウスの年次大会が開催され、30人の若手研究員と教授陣が世界中から参加しました。
誰もがフリーに議論を交わせる場所であることがこの年次大会のモットーであり、分野横断研究の最重要な空間設定だと思っています。
混獲とは、シンプルに言えば、漁業の対象種以外の捕獲の事である。魚をとる網にウミガメがかかる事、またタラを穫るための網にエイがかかる事も同様である。この問題は、魚資源の利用と生態系保全のバランスが壊れるきっかけであり、漁業者にとっても頭を悩ます問題である。漁網に対象種以外がかかって嬉しい漁業者はいない。