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Andres Cisneros-Montemayor

我々は、気候変動に適応しようとしているのか、それともただ身を委ねようとしているのか?

by Andrés M. Cisneros-Montemayor

自然、環境、保護についての指標となる本、A Sand County Almanacの中から、環境の変化に関する逸話を紹介しよう。

「私は、ガスという名の鳥猟犬を飼っていた。ガスはキジを見つけられないと、カオグロクイナ・レールやマキバドリを捕まえようと躍起になった。この不本意な代替物に対する情熱は、本物を見つけられなかった失敗を隠し、ガスの内面的な欲求不満を和らげた。」 – Aldo Leopold (1949)

カナダ連邦政府の舵取りが自国の海を悪化させているとの研究報告

カナダは、これまでは海洋管理の世界的リーダーという立場にいたが、海洋政策を実施する際の連邦政府のリーダーシップの欠如、海洋科学分野への経費削減、政府関係の科学者が公にその研究結果を発表できる権限が限られていることにより、現在では海洋管理に失策した国へと転じてしまった。

マダガスカルの先住民漁業ーMARE会議に出席して

漁業と食糧危機の問題に関して、何が問題なのかという問いに簡略な答えがよく見られます。人口増加や資源枯渇そして気候変動はすべてその問題の一部であり、これらが複雑に絡み合うことで、問題は表象することがわかってきました。特に、貧困や環境危機そして巨大資本の課題を考えたとき、問題は食糧危機ではなく、食糧の主権(Food Sovereignty) の問題となります。経済的に、そして政治的に脆弱な立場にいるがため、生産する人たちが 食べたい物を食べることができない、 そんな状況が世界で(そして日本でも)起きていることを私たちは認識すべきかもしれません。アフリカで最も貧しい国の若手研究者が私たちの先住民漁業研究をサポートしてくれています。今回は、彼女がアムステルダムの会議での発表に際して会場での質問等についてブログを書いてくれました。今回は、マダガスカルについて十分に語ってもらっていませんが、今後は、現場のより深刻な現実について私たちに教えてくれると思います。

ネレウスブログ4:野生を感じる事と沿岸開発、メキシコにて

6月末にネレウスプログラムとして「海の未来を予測する」と題したレポートを発表しました。気候変動が漁業に与える影響を科学的な説明からその政策的影響まで網羅したレポートです。少し専門的な解説も入りますが、海洋関係者にはもちろんそうでない方にも、海の未来についての概要と最新の研究(ネレウスによる)をご理解いただけるコンパクトなレポートですので、ご一覧ください。アメリカではCBS、日本でも数紙に取り上げていただき、これまですでに、千件近いダウンロードがありました
(http://archives.nereusprogram.org/ja/nereus-report-predicting-future-oceans-climate-change-oceans-fisheries/)。