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Sea Around Usの研究により、世界の漁獲量の内30%が報告されていないことが明らかになった

世界中における漁獲量の数値を各国が大幅に過小報告しており、その結果、全漁獲量の非常に重要な情報が現在の公的な発表に反映されていない。

Nature Communicationsで発表されたこの新しい調査を元にした推定によると、年間の世界漁獲量はおよそ1億9万トンで、200以上の国や領域が2010年に公式に報告した77億トンより33%ほど多い数字だった。これは、アメリカ合衆国の全人口の重さよりも多い、32億トンの魚が毎年報告されていないことを意味している。

The Pew Charitable Trusts, and Vulcan Incの後援によりブリティッシュコロンビア大学で研究をしているSea Around Usは、ネレウスプログラムと緊密な協力関係にある。その研究者たちは、ほとんどの国々は大型漁業のデータ集積に焦点をあてており、零細漁業、自家消費漁業、違法漁業、廃棄された魚のような追跡し難いカテゴリーを主に除外しているという事実が矛盾を生んでいると考えた。

「世界の人々は、’魚’という世界の共同口座から何を引き出しているのか、またはどのくらい残っているのかを知らずに魚を引き出している。自分たちが採っている量を推定することで、未来に十分な魚を残す手助けとなる。」とSea Around Usの研究責任者であるブリティッシュコロンビア大学教授、Daniel Paulyは話す。

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