ライアン・リカゼウスキー博士(南カリフォルニア大学・元ネレウスプログラムフェロー)が、9月28日から10月1日までトルコのアンカラで開催された“School on Ocean Climate Modeling: Physical and Biogeochemical Dynamics of Semi-Enclosed Seas” に、湧昇生態系の専門家として招聘された。また、ライアンは、同じくアンカラで10月2日、3日に開催されたCLIVAR workshop on upwelling にも参加した。
国際理論物理学センターが運営するSchool on Ocean Climate Modellingは、トルコ、アンカラにある中東工科大学で開催された。大学院生や若手科学者、海洋生態モデリングの専門家がこれらの会合に参加した。
「このトピックにおいて国際的な関心が集まっていることがわかり、感動した。ヨーロッパから中東にまたがる11カ国から27人の学生達が参加していたのだ。学生達は、よく下調べをしており、大気海洋循環の物理学に関することから海洋と陸上の生態系間の生物地球化学的なフィードバックに及ぶ幅広い関心があった。」と リカゼウスキーは振り返る。