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INFORMATION SHEET: 奴隷漁業と日本の水産消費

タイ、ミャンマー、カンボジア、インドネシアの男性達は、タイやその他外国籍の漁船で強制労働を強いられている。彼らの中には、数年もの間船上に留まらされ、賃金はかなり少額で、その上支払いは不定期、休みなく1日18時間から20時間もの労働を強いられている者もいる。また、脅迫され、身体的虐待を受け、長時間労働をするために薬漬けにされ、さらには病気になったり、逃走、反抗しようものなら殺されてしまうという実態が報告されている。(2016年米国務省人身売買報告書より)

現代の奴隷制
国際労働機関(ILO)は、現在、世界中で強制労働の対象となっている人々がおよそ2100万人に上ると推定している。

2016年版 Global Slavery Index (グローバル・スレイバリー・インデックス)では、世界で4580万人がなんらかの形で現代の奴隷制の渦中にいると推定している。

※上記した国際機関と市民団体が発表した数字には2倍以上の開きがある。その幅が、現代の奴隷制が未だ水面下に潜んでいる現状を浮かび上がらせる。

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