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コガシラネズミイルカを捕獲!種の存続の可能性は?

VaquitaCPR 保全プロジェクトの科学者らが、最近メキシコ、カリフォルニア湾で、生きたコガシラネズミイルカを捕獲した。コガシラネズミイルカは、世界で最小の海洋哺乳類で、絶滅の危機にあるとされる。捕獲したコガシラネズミイルカは、生後6か月の子供だったのですぐに海に返された。

移動する海洋生物種:アメリカ水産学会シンポジウム

8月20日から24日にかけてフロリダ、タンパでアメリカ水産学会年次総会が開催された。そこで行われた “Marine Species on the Move” シンポジウムで、ネレウスプログラムの研究が注目された。このシンポジウムでは、海洋環境の変化と気候変動によりアメリカの魚資源の空間分布が変化している現状に関して、情報共有のギャップと適応戦略の可能性が議論された。

クラゲ個体群規模の変化ーNatasha Henschkeがフェローシップを終了

沿岸水域でのクラゲの目撃情報が、以前と比べ増えている。地域別ケーススタディによると、多くの人が、海水の温暖化によってクラゲ個体群規模が爆発的に増大してきていると推測している。しかし、これを裏付けるデータセットはあまりない。Natasha Henschkeは、ネレウスプログラムでこのトピックに関する研究をした。

政策概要:遠く、深くそして変わりゆく海のために:新しい BBNJ協定を外洋に取り入れるための重要な考慮事項

公海のための強力で新しい国際法的拘束力を持つ文書(以下ILBI) を構築するために、どのようにガバナンス構造が脆弱で静的な深海の生態系、および広大で非常に動的な外洋生態系に取り組むことが出来るのか十分な注意を払う必要がある。