黒海及びカスピ海地域出身の日本財団フェロー会合
日本財団のフェローシップは、個人および専門的活動の新境地を開き、多くの人の人生を変える機会となっている。フェローシッププログラムのもう一つの長年続くメリットは、参加者間で発展するネットワークである。
日本財団のフェローシップは、個人および専門的活動の新境地を開き、多くの人の人生を変える機会となっている。フェローシッププログラムのもう一つの長年続くメリットは、参加者間で発展するネットワークである。
VaquitaCPR 保全プロジェクトの科学者らが、最近メキシコ、カリフォルニア湾で、生きたコガシラネズミイルカを捕獲した。コガシラネズミイルカは、世界で最小の海洋哺乳類で、絶滅の危機にあるとされる。捕獲したコガシラネズミイルカは、生後6か月の子供だったのですぐに海に返された。
ニューファンドランド、セントジョーンズで開催された2016年国際海洋保全会議の一環として、ネレウスに加入した Julia Mason(ネレウスフェロー/スタンフォード大学)は、科学の道に進んだいきさつと見えてきたことについて話した。
8月20日から24日にかけてフロリダ、タンパでアメリカ水産学会年次総会が開催された。そこで行われた “Marine Species on the Move” シンポジウムで、ネレウスプログラムの研究が注目された。このシンポジウムでは、海洋環境の変化と気候変動によりアメリカの魚資源の空間分布が変化している現状に関して、情報共有のギャップと適応戦略の可能性が議論された。
8月22日、23日、ワシントン大学にてTiff-Annie Kenny、Oai Li Chen 、Yoshitaka Ota が水産物、公衆衛生、正当な権利についてのワークショップを開催した。このワークショップは、まず人間の健康に関する水産栄養物の役割についてのアドバンスノレッジに着手した。
沿岸水域でのクラゲの目撃情報が、以前と比べ増えている。地域別ケーススタディによると、多くの人が、海水の温暖化によってクラゲ個体群規模が爆発的に増大してきていると推測している。しかし、これを裏付けるデータセットはあまりない。Natasha Henschkeは、ネレウスプログラムでこのトピックに関する研究をした。
公海のための強力で新しい国際法的拘束力を持つ文書(以下ILBI) を構築するために、どのようにガバナンス構造が脆弱で静的な深海の生態系、および広大で非常に動的な外洋生態系に取り組むことが出来るのか十分な注意を払う必要がある。